神社 - Shrines

神社

神社は神道の象徴です。日本固有の宗教である神道は、ほかのどの国にも見られません。神社には必ず、一つまたは複数の「鳥居」があります。昔の言い伝えによると、鳥居はもともと、鶏の止まり木でした。鶏は毎朝、太陽が昇ると同時に鳴くことから、太陽の女神に仕える鳥と言われました。神社が果たすもう一つの役割として、神々や皇族、歴史上の英雄を祭ることが挙げられます。

日本の人々は実にさまざまな理由で神社を訪れます。家を建てるとき、出産のとき、車を買ったとき、結婚するときなど、人生の多くの局面で神社に参拝し、物事がうまく運ぶよう祈ります。日本人にとって神社に参ることは生活の一部なのです。神道は、自然の神を崇めることを教義として始まった宗教ですが、古代の宗教であるドルイド教にも同じような発想がありました。アメリカ原住民もまた、自然を崇拝しました。

神道は生活に密着しており、事業、学業、結婚、その他生活全般において幸運に恵まれ、繁栄するよう神に祈ります。赤ん坊が生まれると宮参りをし、結婚式も神社で執り行います。神社に行けば常に人々の息吹を感じることができます。新年を迎えると、人々は出雲大社、熊野大社、神魂神社などに参拝します。複数の神社に行く人も多くあります。私たち家族は、米子の勝田神社と家の近所の八重垣神社に参拝します。人生の節目である新年、皆さんはどこの神社に行かれますか。