おはじき - Ohajiki (Flattened marbles)

おはじき

おはじきは陶器・ガラス・プラスチックなどの小さな円盤で、これを指先ではじき当てて取り合いをする遊びを指すこともあります。この遊びは、女児が屋内でする遊びとして江戸時代(1603〜1867年)に大変流行しました。

この遊びは二人以上で行います。遊びに加わる者は床に座り、たくさんのおはじき玉を自分の前にばらまきます。一人が他の一人の玉をねらって自分のおはじきをはじきます。この時、はじいた玉が二つ以上の玉に当たらないようにします。また、はじこうとしている玉以外の玉に手や指が触れないようにします。はじいた玉がうまく当たれば、当たった玉は自分のものになります。うまく当たらなければ他の者に交替します。一番多く玉を取った者が勝ちです。