団扇(うちわ) - Uchiwa (a round fan)

団扇(うちわ)

団扇は浴衣を着たときに手に持つ小物で、千年以上前に中国から伝えられました。竹(骨組みおよび柄の部分)と和紙を材料とし、骨組みは丸形の枠とその中に縦に渡した20〜30本の骨でできており、その両面に和紙を張って柄を付け、扇いで風を起こします。和紙の部分には朝顔などの季節の花や涼しげな絵が描かれることが多く、日本の夏にふさわしい涼を取るための伝統的な小物の一つとされています。