座蒲団(ざぶとん) - Zabuton (Japanese cushions)

座蒲団は畳の上に座るときに敷く正方形の蒲団で、西洋のクッションに相当します。布の蒲団皮(蒲団地)の中に綿が詰められたものが一般的ですが、イグサで編んだ夏用の座蒲団もあります。イグサの座蒲団は冷たい感触があり、座った人に涼感を与えます。座蒲団はクッションと同じ働きをし、畳の上に座ったときの足のしびれや痛みを防止します。

くつろいで座るときには、座蒲団と一緒に座椅子を使うこともあります。畳の上に座椅子を置き、その上に座布団を敷いて座ります。座椅子には背もたれが付いておいり、これに寄り掛かかって座ると大変楽な姿勢を取ることができます。ただし、座椅子は改まった場での使用には適しません。