個人主義 - Individualism

先日のアメリカの生徒たちの松江を始めとする島根への訪問は、松江市の学生や市民の皆さんにたくさんの良い影響をもたらしました。一行の中にペンシルベニアのある大学の黒人教授、ビル・ポーク氏もいました。一般に、日本人は黒人を好きではないようです。山陰では黒人と接する機会がほとんどないにもかかわらずです。これはたいへんよくない感情です。

アメリカには知的で品格のある黒人がたくさんいます。ボーク氏もその一人です。 ボーク氏は50歳前後です。私は彼と何度か長時間にわたって話をしました。彼はホームステイ先のご主人、山本エイイチ氏と親友になりました。彼は気さくでユーモアにあふれた方です。 山陰地方で暮らしている間にこの地を訪れた黒人を何人か目にしました。通常単身で来日する彼らは、高い教養と作法を備えた人たちです。皆さんがもし松江、または山陰のほかの場所で黒人旅行者を見かけたら、その人はりっぱな人物でおそらく話をしてもとても楽しいことと思います。

アメリカには悪い黒人も大勢いますが、日本にやってくる黒人は最も優秀な人たちです。彼らは学問や研究を目的として来日しました。群れることなく一人で旅をしたり勉学に励むことのできる勇敢な彼らはたいへん貴重な存在です。この個人主義の精神が思想を生み出し、社会の貴重な構成員たちを育てるのです。

日本の若者の多くもこの方向に向かっています。彼らは自らの能力、力を頼りに成功することを望んでいるようです。すばらしいことです。もし人生において彼らが誠実で誇るに値する道を選択するのなら、私は彼らを応援します。たとえ「個」であることを願うにしても、社会の貴重な一員となってください。全力でぶつかってください!。