続・国際交流計画 - The International Exchange Program 2

前回はアメリカで射殺された高校生・服部君について述べましたが、彼が英会話、あるいはアメリカの法律について十分な教育を受けていなかったことは明白です。この事件でだれを責めればよいのでしょうか。

その1-彼のホスト ファミリーです。彼らは、恐ろしい連中やアメリカにおける銃や法律に関するシステムについて服部君に教えるべきであったのに考慮しませんでした。 その2-日本での服部君の先生たちも同様の処置を施すべきでした。ほとんどすべての学校で外国人教師を採用することができます。学校は、外国における危険とその回避の方法を服部君に教示するよう、彼、または彼女に依頼すべきでした。

その3-学生交流の担当者たちは、アメリカやヨーロッパ、イギリスを始め生徒たちが訪れる国で出会うさまざまな危険への対処方法について、彼らが十分な情報を得ているか確認すべきでした。 男の子も女の子も、出国許可を得る前にこうした厳然たる重要な事実について教育を受けるべきです。人生は安楽な境涯ではありません。

皆さんや私が学生だったころにはなかった多くの危険であふれています。アメリカの私のふるさとでさえ私の学生時代ほど安全ではありません。それでもまだいい方です。 しかし、国際交流教育の意義を見落としてはなりません。それは人々の見識を広め彼らを日本にとって貴重な人材たらしめるのです。帰国後は、彼らに国際交流の中で得た知識を活かすことのできる職務を与えてあげるべきです。

国際教育のため、外国からより多くの学生や教師を受け入れ、同時に日本からも海外へ送り出すべきです。そして、彼らの経験を日本と世界の関係をよりよくするために活かしていくべきなのです。