赤江八幡宮 - Akae Hachimangu

赤江八幡宮

5月5日、赤江八幡宮を訪れました。鎌倉時代に建立されたこの神社には600年以上もの歴史があります。神主をされているのは、広江さんという方です。この日、赤江八幡宮では、氏子が豊作を祝い祈ります。もちろんこの日は「端午の節句」でもあります。家々の回りに立てられた柱に泳ぐたくさんの鯉のぼりを目にしました。こいのぼりは、遠い昔稲に害を及ぼす虫を寄せ付けないようにするために考案されたものです。同じ役目を持ったもので、かかしに似たものも存在しましたが、これらはすべて後の端午の節句の鯉のぼりや人形の原型だったのです。おもしろいと思いませんか。

赤江八幡宮へは午後訪れました。そして、そこで神主さんのお嬢さん・広江やすこさんに会いました。私たちは一緒にお祭りを見物しました。太鼓の音、笛の音が鳴り響き、人々は歌っていました。坂本さんという方が、牛にむちを打ちながら田植の準備にちなんだおもしろい踊りを披露してくださいました。これはたいへんおもしろいものでした。続いて男の人たちが加わり、田植えをしながら歌を歌いました(田植え歌)。その後千巻が神社にいた人全員に配られ、私も三つ頂きました。親しみやすいすてきなお祭りでした。今年は豊作になることでしょう。

また、たいへん優秀な教え子だった・広江エツコさんと彼女の二人のお嬢さん・マキコさんとアヤコさん、さらにエツコさんのご主人にお会いました。彼は神主さんの弟さんです。お気づきの通り、広江家3世代の方々にお会いしたのです。私は皆さんのことが好きになりました。日本の伝統とは実にすばらしいものです。その変遷、意味、それがどれほど人々を楽しませているか、お祝いする真心…。皆さんもご自分のふるさとのお祭りに参加されてみてはいかがですか。