旅行者 - Tourists

今年は、記録的な数の旅行者が日本から世界へ向け飛び立っています。ほとんどの人の目的地はアメリカですが、太平洋の向こう岸に目を向け彼らがそこで何をしているのか見てみましょう。日本の人々はアメリカだけでなく世界中の国々に出掛けていますが、来日する外国人の数は、きわめて高い物価水準が原因で減少しています。しかし、ほとんどの観光客を日本から遠ざけるその物価高にもかかわらず、団体または個人でやってくる人たちがいます。

8月5日から20日までの間、ランディー・クインビー氏に率いられたアメリカ人学生の一行が、松江を始め山陰各地を訪れました。数人の松江市の観光ガイドの方たちのご家庭でお世話になった彼らは、家族の皆さんととても仲良しになりました。 彼らは快活なアメリカの高校生たちで、旅を通して山陰が気にいった様子でした。また、彼らを快く受け入れてくださった親切な方たちのところに滞在できることを喜んでいました。

滞在中、彼らは益田を訪れ2日間田舎での生活を満喫しました。次に訪れた大東では、温泉につかりました。アメリカには温泉が少ないため、それは彼らにとってぞくぞくする体験でした。この探訪を終えた後、生徒たちは大社に向かい2日にわたって出雲大社とその周辺の田園地帯を訪れました。そこで彼らは、アメリカに帰ったら家族に見せようとたくさんの写真を撮りました。

お次は隠岐への旅です。隠岐では浦郷に2日間滞在しました。生徒たちは国賀浜のがけに登りました。数キロにも及ぶものでしたが、とても楽しい時間を過ごしました。その後松江に戻った彼らは、3日間別のホームステイ先に滞在し、さらに多くの友人を作り日本ならではのものを体験しました。私は頻繁に彼らと会い、彼らの体験した冒険について語り合いましたが、皆楽しそうで、体験したことや目にしたものに興奮している様子でした。

山陰地方は、よいおもてなしによりここを訪れるすべての外国からの訪問者たちとよりきずなを深めているのです。やりましたね!