草履 - Zori (Japanese sandals)

草履

下駄が普段着の浴衣を着たときに履く履物であるのに対して、草履は着物を着たとき(正装時)に履く履物です。下駄と同様に鼻緒が付いていて、それを足の親指と人差し指の間に差し入れて履きます。下駄が素足のまま履く履物であるのに対して、草履は白足袋を履いて履きます。高価な牛皮製から安価なビニール製まで色々な素材が使われ、美しい刺繍を施した高級品もあります。昔はわら・イグサ・竹の皮で編んだ草履が日常の履物とされ、これらは特に草鞋(わらじ)と呼ばれていました。