異国の食べ物 - Exotic Foods

異国の食べ物

日本には、さまざまな種類の海藻があり、食料として用いられています。アメリカでも、日本食の人気が高まり、たくさんの海藻が食べられるようになっています。日本食は健康に良いということで、アメリカ人にとても人気があります。 特に好まれているのは乾燥させた海苔(のり)ですが、ケルプ(昆布の一種)も食されています。アメリカでは、多くの人がビタミン剤として、ケルプを粉末にして作った錠剤を摂取しています。薬としての効用もあるとして、患者に勧める医者もいます。

日本には、菊の葉を食べる習慣がありますが、アメリカ人にはあまり人気がないようです。一方でアメリカ人は、タンポポの葉を食べます。ちょうど春菊のような味です。日本の人々は、タンポポを食べ物とは思わないようですが、外国では想像もつかないようなものを多く食材として用いる日本人が、タンポポを食べないとは不思議です。

中国にも奇妙な食材がたくさんあります。中には私の好物もあります。日本では、酒かすや塩、みそに漬けて漬物を作りますが、アメリカではほとんどの場合、酢に浸します。その際、香辛料も一緒に加えます。健康に良いとわかってはいても、酢のような酸っぱいものがどうも私は苦手です。しかし、風邪を引いたときだけは別です。1/2の水、1/4のはちみつ、1/4のりんご酢を混ぜ合わせたものを飲むと、熱が下がり、のどの痛みなどの風邪の症状も治まります。30分に一度ちょこに入れて飲むのが適量です。これは日本で愛飲されている卵酒のようなものですが、それより効果があります。

実際、多くの食べ物は、日本でも外国でも同じように好まれています。ただ、日本人は魚をたいへん好んで食べますが、アメリカの内陸部で魚を目にすることはまずありません。反対に、「グリッツ」と呼ばれる引きわりとうもろこしと穀物からできたシリアル・フードのように、アメリカ南部では人気があっても日本では見かけない食べ物もあります。 外国を旅したときは、チャンスがあればいろいろな物を食べてみることです。外国旅行の楽しみの一つは、食べ物ですから。冒険を、風景を、そして食べ物を楽しみましょう!どうか一生忘れられない思い出を作ってください!