若人の結婚式 - A Wedding for the Young

12月15日、この日私は有能な家内の助けを借り、仲人として若い二人の人生が一つになるのに立会いました。 そのすばらしい二人とは、枝木寛さんと中川裕子さんです。このすてきなカップルが共に喜びに満ちた人生を送ることを心から願います。新婚旅行に旅立つときの二人はとても幸せそうでした。

日本の結婚式は全部同じであると常日ごろから思っていたのですが、この式はさほど長くないという点で少し異なっていました。実のところかなり打ち解けた式でとても楽しむことができました。私はスピーチをするのが好きではないのですが、手短に終えたので楽でした。 式は心がこもり喜びにあふれ、招待客たちはとても良い結婚式だったと言っていました。招待客の多くは若い人たちでした。式の感想を求めたところ彼らの答えは、理想的な結婚式‐短く楽しめ感動的‐であったというものでした。

堅苦しいところはあまりなくあっという間に終わりました。その後同じ部屋において、にぎやかかつ和やかなパーティーが始まりました。食事はとてもおいしく、招待客は肩のこらない楽しい雰囲気を盛り上げました。全体的に手際よく気持ちのよい式で、成功だったと言えます。

私が見た中で裕子さんのお父様だけがただ一人厳粛な面持ちでした。彼のスピーチはたいへん心のこもったもので、私は彼が娘さんを本当に愛し、彼女の幸せを願っておられるのだと感じました。お父様と良い友人になれたらと思います。私たちは枝木家で近年日本で起きているさまざまな変化について話し合いました。この式もそうした変化の一例です。 この式に参加した若い人たちの多くが、同じような式を挙げたいと思うかもしれません。すばらしい考えです。だれもにとり楽しい時間でした。