音楽演奏会と友達 - Musical Performance and Friends

10月3日、優れた打楽器奏者・エバリン・グリニーを観にプラバホールへ出掛けました。彼女がピアノの伴奏を伴なったのは演奏時間の約半分でしたが、たいへんすばらしいコンサートでした。 新しい二人の友人、ケント大学のポウレニッチ教授ご夫妻もお連れしました。

ご夫妻は松江市の文化水準と人々について知ることができとても喜んでいらっしゃいました。演奏会は松江をご夫妻に紹介する絶好の機会となりました。松江市にたいへん優れた演奏家たちがやってくるという事実がご夫妻を驚かせました。アメリカ人は松江で私たちがするように芸術家を支援したりはしないとのこと。もちろん私はご夫妻に、松江はたいへん洗練されたコミュニティーを持つ街であることを申し上げておきました。

多くの芸術家たちが、松江を小さすぎて自分たちにとり重要な場所でないと見なし来るのをいやがります。私はこの考えに断固反対ですが、エゴむき出しの人たちには来てもらわなくて結構。それほど有名でなくても優れた芸術家たちはいます。私たちは彼らで満足です。彼らには松江市民やプラバホールのよさがわかるのです。

レニーさんが演奏している間、聴衆は水を打ったように静かでした。彼女は3度アンコールに応じましたが、それはおそらく聴衆のマナーがとてもよかったからだと思います。 彼女は小柄ですが生命力に満ち、アンコールはそれまでの演奏同様すばらしいものでした。最後の曲は、ウィリアム・テル序曲だったと思います。私の大好きな曲です。

プラバホールの音楽祭は実にすばらしく、ボウレニッチご夫妻は、国際交流における松江の地位向上に市長さんたちがとても積極的に関わっていることに驚いていました。松江が訪れる人々に愛されるのは、世界におけるこの街の地位の獲得に寄与しようと尽力してくださる優秀な方たちがいるからなのです。それは意欲的でなければできない、敬服と称賛に値することだと思います。皆さんはそう思われませんか。