旅 - A tour

ある最近の日曜日、一人のアメリカ人を誘って山陰を旅しました。その人はこれまでに日本中の寺院、神社、博物館を観て回ってきたので、私は彼女を山陰の山岳地帯に案内することにしました。私たちは平田を訪れたのですが、彼女はそこがかつて港であったと聞き驚いていました。次に、たいへん優れたアメリカ人画家、マリオン・ピントさんを斐川に訪ねました。彼女はこの地に招かれて仕事をしています。彼女と良い友人になれることを願います。ピントさんはとてもおいしいコーヒー入れてくれます。

続いて木次にある公園を訪れた後三刀屋に立ち寄り、斐川和紙を作っていらっしゃる井谷さんという方を訪ねました。斐川和紙は丈夫で美しい紙です。井谷さんはたいへん気さくな方で、訪問は楽しいものでした。楽しい時間を過ごした後、私たちは田園地帯に入っていきました。吉田町を除くと観光客向けの施設はほとんどありませんでした。吉田町には観光客向けのすてきな所が数多くあります。

下阿井、上阿井(私たちはここである店に立ち寄り、すてきな女性店主の方とお話しました。彼女は自分の店で二人の外国人を目にしてもまったく驚きませんでした)、仁多、横田といった場所も自然にあふれ魅力的でした。美しく色鮮やかな秋の風景を目にし、私のゲストは絶えず感嘆の声を上げていました。そした、何と私たちは道路の脇や上で猿を見ました。彼女も私も森の中で猿を見るのはこれが初めての体験でしたが、猿たちはそんなことはまったく気にも留めていませんでした。おそらく彼らの目には、私たちが別の種類の猿に見えたのでしょう。