教育 - Education

アメリカの教育制度は、日本のそれとは少し異なります。日本では通常、大学は遊びの場であり、社会に出る前の休息の期間と考えられています。私はこのような考え方には断固反対です。

アメリカでは、ほとんどの学生が学費を自分で働いて稼ぎますが、日本では学費を払うのは誇り高き親の役目です。学費があまりに高すぎ、学生が自分で支払うことができないというのもその理由の一つです。とはいえ、日本の学生たちが自らの将来をより良いものにすべく備えているところを見てみたいものです。

少しくらい遊ぶのはかまいませんが、若い人たちがこれから先豊かな人生を歩んでいくうえで、勉強は欠かせません。私はもうあまり若くありませんが、今でも多くのことを学んでいます。内面が磨かれます。 間もなく大学入試の季節が始まります。生徒たちは「良い学校」に入ろうと大きな希望を持っています。この「良い学校」という考え方も、不合格に終わった生徒たちを落胆させてしまい好ましくないと思います。

生徒が一生懸命勉強すれば、どんな学校でも良い学校なのです。そうは思いませんか?先生たちは同じ教科書を使って同じことを教えているわけですから。

アメリカでは、学校の名前はさほど重要ではありません。最も大切なのは、どれだけのことを知っているかです。大学に入ったら一生懸命勉強し、学校を遊びの場と思っている人たちとは付き合わないようしましょう。それが皆さんの未来に大きな意味を持ってくるのです。