彼岸 - the equinoctial week

彼岸

彼岸は、仏教信仰で春分と秋分をそれぞれ中心とする宗教的な一週間を指します。仏教ではこの期間に先祖に会えると考えられ、盆と並んで先祖供養が盛んに行われます。彼岸には先祖の墓参りに行き、墓を掃き清め、墓前に季節の花やおはぎ(御飯をあんでくるんだもの)等の食べ物、線香等を供え、合掌して亡き先祖を偲びます。彼岸の中日は、それぞれ国民の祝日に指定されており、「春分の日」・「秋分の日」と呼ばれています。日本では彼岸は季節の変わり目に当たり、春分を過ぎると急に暖かくなり、秋分を過ぎると急に涼しくなります。