水墨画 - India ink paintings

他の色を使わず墨だけで描いた絵画を墨絵(すみえ)と言います。墨絵のうち、墨に加える水の量を加減することによる濃淡・ぼかしなどの技法を用いて描いたものをと呼んでいます。古代中国から日本に伝えられたは、鎌倉時代(1185年〜1333年)になって本格的に描かれるようになり、室町時代(1333年〜1568年)に全盛期を迎えました。15〜16世紀に活躍した禅僧雪舟(せっしゅう)は、中国の様式を発展させて「山水画(さんすいが)」と呼ばれる純日本風の風景画スタイルを築いたことで有名です。の題材としては、風景のほかに人物や花鳥などがあります。